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新・赤裸々な反抗期

Am I selfish? Yes selfish!!!

   
カテゴリー「気ままにシネマ」の記事一覧

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砂と霧の家

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           原題 : House of Sand and Fog
           製作年 : 2003年
           製作国 : アメリカ
          鑑賞日 : 6/24

あらすじ
海辺に立つ一軒の家を買い取ったある移民家族と、その家を取り戻そうとする元の家主の女性・キャシー。
家を巡る彼らの対立と人間模様を描く。




感想
 この映画を知ったのはTSUTAYAでの「980円均一ワゴン」
その場では買わず、様子見してから購入しようと思った矢先に深夜のテレビ放送。
取り合えず録画して見て見た結果

「これは持っておくべき映画だな」

早速、仕事中に近くに来たのでTSUTAYAにて購入しようと思ったが、「レンタル落ち」だったので
潔く新品セル版を購入することに。  

そして昨日の晩に鑑賞。まず思ったことが

この映画には2人の主人公がいます。
納税を怠った為に(後に役所の不手際だとわかるが)父が遺してくれた家を競売に出されてしまった
ジェニファー・コネリー演じる「キャシー」
祖国を追われ、安住の地を求めてアメリカに渡ってきた元イラク軍のベラーニ大佐。

テレビ放送時は尺の都合上、カットされたシーンがあるのは仕方ないですが
深夜放送版はベラーニがいかにも悪いような編集になっていました。

実際にDVD版を見てみると、ベラーニは悪くないどころか
家族を護る為に必死に頑張っているのです。

この映画の登場人物に悪い人物は一人もいません。

ある者は家を取り戻すため。
ある者は家族を守るため。
ある者は愛する人を助けるため。

一つの家を中心に、人間関係が複雑に交差していきます。
だけど思い違いやふとしたきっかけで、物語は最悪の結末を迎えてしまいます・・・。




個人的にこの映画への評価は★5くらいにに値します・・・が
私が今ままで見た映画の中で「後味の悪い映画」のTOP3にも入ります。

オススメはしたいですし、この作品ならレンタルでも置いてあると思います。


ですが、嫌な事があった日や機嫌が宜しくない日は見ないほうが良いと思います。

だけど良い映画だと思います。





「そこに正義は無い。
  あるのは霧のように儚く、砂のように脆い願いだけ」





オススメ度:
重い度:★★★★★★★★
ジェニファー・コネリーは綺麗だな度:★★★★☆



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エイリアン3 完全版

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                         原題 : Alien 3
                         作年 : 1992年 
                         製作国 : アメリカ 
                         鑑賞日 : 06/21


あらすじ
 2270年。
囚人惑星・フィオリーナに墜落したリプリーの救命艇。そこでは凶悪な男性囚人たちが生活していた。 
しかし、その地においてもエイリアンは執拗にリプリーを追ってきていた。
何一つ武器のない不利な状況に立たされる中、彼女は自らがエイリアンに寄生されている事実を知る!





感想
 一応、以前から通常版の「エイリアン3」は所持していたのだが、巷の噂で完全版は全く違うらしいと・・・。
個人的に3は好きなので、今回「完全版」の購入に踏み切ったわけでw

1週間程前に3は再視聴済みだったので、何処が違うか?何処が追加されてるか?
準備は万端だった・・・。


全然ちげぇ( ; ゚Д゚)



というか・・・
通常版はカットしたシーンが多すぎだったんだね・・・w
あと、最初のリプリーが救助されるシーンが違ったり、エイリアンに寄生される動物が違ったり・・・

なんだか微妙に違う映画を見た感じでしたw


しかし・・・
今回の完全版で本編の時間が約2時間半。(通常版は約2時間)
だが試写会での時間は約3時間近くあったという・・・。

本当の意味での「完全版」はいつか見れる日が来るのでしょうか?


ちなみに超個人的な意見ではありますが・・・
世間一般的にこの「エイリアン3」はシリーズ中、一番の駄作と評価されています。
まぁ、初っ端から2で一緒に脱出した仲間がいきなり全員死亡ですからねぇ・・・w
シリーズ見てきた人はそりゃ怒るかもしれません・・・。

だけど前作、前々作の二番煎じにするわけにもいかず
だけど制作側はヒットさせたいわけで・・・
しかも監督はこれが初監督作品なわけで・・・

様々なトラブルに苛まれて、やっと完成した「エイリアン3」
だけど周りからは酷評の嵐。


私が始めてこの作品を見たのが、確か中学生だった頃かな?
初めて見たときは最後にリプリーが死んだ事にショックを受けた以外は特に駄作とは思わなかったんですよね。

むしろ1や2とは違うアプローチだったので、ある意味新鮮な感じがしたものです。

この作品が駄作扱いを受けているのを知ったのが二十歳過ぎ。
「なんで?」と思ったものですw

エイリアンシリーズはとても大好きなシリーズの一つです。
しかし、どれか一つ駄作を選べと言われたら・・・私は4を選びます。

1,2,3,4.どれも傑作ですが、4だけは今見返してみると演出が陳腐だなぁと思ってしまいます。
監督さんの「こういう場面を見せたい!」っていうのは伝わるのですが
その「見せ場」を見せるまでの流れがお決まり過ぎるのと「見せ場」への繋ぎの決定力に欠けるのが
今見ると浮き彫りになります。

皮肉ではないですが後に私の大嫌いな映画を撮っただけの事はあるなと思います。


今度、新しく「エイリアンシリーズ」の新作が出るようなので、今からとても楽しみですw




オススメ度:★★★★★
犬じゃなくて○かよ度:★★★★★
完全版度:★★★☆☆




タクシードライバー

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      原題 : Taxi Driver
                                  製作年 : 1976年 
                                  製作国 : アメリカ 
                                  鑑賞日 :  06/18


あらすじ
   タクシー運転手のトラビスは、大統領候補の選挙運動員ベッツィに心を惹かれる。だが、デートは失敗。そんな折、トラビスは13歳の売春婦、アイリスと出会い、足を洗うよう説得する。トラビスは使命を感じ、アイリスのいる売春宿に向かったのだが…。



感想
 若き日のデニーロの演技力と存在感に圧倒された一本。
戦争で心に深い傷を負ったトラヴィス(デニーロ)。
自ら「掃き溜め」と称する都会で、タクシードライバーで生計を立てながら毎日を過ごす日々。
次第に「孤独感」に苛まれ・・・。

行為を抱いた女性に叶わぬ想い。
13歳の娼婦アイリス(ジョディ・フォスター)への責務。

次第に何かが狂い始める・・・。




先日見た「時計じかけのオレンジ」と一緒に買った映画なのですが、これも買って正解だった(・∀・)
やはりロバート・デニーロの演技力は恐ろしい・・・w
この映画の為に実際に3週間タクシーの運転手を務めた程w

デニーロと言えば、個人的には「フランケンシュタイン」が好きなのですが
DVD自体は発売しているのですが、今まで一回も売ってるとこを見たことがないんですよねw
そんなにマイナーかなぁ・・・。


関係ないですが、amazonのレビューでみんなが★4や★5付けてる良作品なのに
一人だけ★1とかの人ってなんなんですかね?

「アタシは人とは感性が違うの!」
「見ても面白くなかったしぃ~」

言いたいことはわかるし、人によって感想や意味は変わるのは仕方ないですが・・・。
わざわざレビューで難癖付けるのは場違いかとw


オススメ度:★★★★☆
デニーロ度:★★★★★
大都会は孤独度:★★★★★★









時計じかけのオレンジ

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           原題 : Clockwork Orange
           製作年 : 1971年
           製作国 :アメリカ
          鑑賞日:06/16

あらすじ
      麻薬、暴力、盗み、暴行など、悪の限りを尽くす近未来の不良グループ。リーダー格のアレックスは、ある盗みの最中に仲間の裏切りで捕まった。その服役中に、悪人を善人に変える奇妙な洗脳実験を受け、暴力を嫌悪する無抵抗な人間となって娑婆に戻される。しかし、そんな彼を待っていたのは、かつて自分が暴力の対象にしていた者たちからのすさまじい報復だった。



感想
 
今は亡きキューブリック監督作品の近未来バイオレンス映画。
キューブリック作品はこれまで3作品見てきたが、どれも良く出来た映画だった。
私個人では好きな映画の部類に入るが、見る人を選ぶ映画だと思う。

話の内容は上にあらすじを書いている通り

日々の生活に退屈してる主人公が暴力ゲループを結成、日々悪行に手を染める。(加害者)

押し入った家にて家人を撲殺→刑務所行き(囚人)

模倣囚を装い、国家プログラムであった悪人矯正実験へ志願する(被験者)

実験は成功し、晴れて自由の身になったが何処にも帰る場所が無い(放浪者)

実験の効果で無抵抗で何も出来なくなっていた主人公に残されたのは「自分への暴力のみ」であり
追い詰められた結果、窓から身を投げる。(被害者)

実験の結果を恐れた政府から、治療プログラムを施される(治療者)

「完全に治ったぜ」



と、こんな感じなのである。

間単に説明すると、とてもシンプルな内容ではあるが頻繁に流れるクラシックや
現代的でありながらも近未来的なビジュアル、斬新な映像表現で見るものを飽きさせない。
2時間程のちょっと長めの映画ではあるが、鑑賞後に疲れたというのも無かった。


前々から見てみたかったのだが、今回ようやく手に入れる事が出来た。

「買って正解」の映画だった。




オススメ度:★★★☆☆
ハラショー度:★★★★★★★
暴力描写度:★★★★★

  

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プロフィール

HN:
DAIZO7354
年齢:
42
性別:
男性
誕生日:
1981/08/17
趣味:
映画鑑賞、ゲーム、玩具集め
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